テトラサイクリン系とは

適用する細菌が多いのが「テトラサイクリン系」

テトラサイクリン系とは、様々な細菌に対して一定以上の効果の見込まれる抗生物質のことで、広範囲スペクトル抗生物質とも呼ばれています。

代表的な細菌では、クラミジア、リケッチア、マイコプラズマ感染症などの他、肺炎、副鼻腔炎、中耳炎等などの治療にも使用されている抗生物質で、ミノマイシンやビブラマイシンが該当します。

主要成分である塩酸テトラサイクリンは、以下の薬(メーカー)があります。

  • アクロマイシン(ポーラファルマ)
  • アクロマイシンV(ポーラファルマ)
  • テトラサイクリン塩酸塩パスタ(昭和薬工)
  • テトラサイクリン・プレステロン歯科用(日本歯科薬品)

使用上の注意点として、ミノマイシンと同じように、母親の妊娠~子供が8歳位までの間は、歯牙形成時期の関係で着色する恐れがあるので、使用を注意しなくてはならない。

一時的な使用で改善するなら特に心配は無いものの、中長期の服用となった場合には、歯の着色等の心配があるので有益性により判断が必要となります。

また、カルシウムやマグネシウム、アルミニウムなどの食虫成分や、ペニシリン系、セフェム系などに属する殺菌性抗菌剤と併用すると相互作用により薬効が低下する恐れがあるので、併用してはいけません。