クラビットとミノマイシンの違い

細菌のDNA情報の複製を妨害する「クラビット」

抗生物質の中でも、ミノマイシンとは異なる薬効を持つ薬としてクラビットというものがありますが、ミノマイシンとは、どのような違いがあるのでしょうか。

まず、どちらも同じ抗生物質(抗生剤)には変わりありませんが、ミノマイシンが細胞がエサとするタンパク質の合成を妨害するのに対して、クラビットは、細菌のDNA複製を妨害する働きがあります。

DNAの複製を妨害すると、細菌は数を増やす事ができないので、その間に身体の持つ免疫機能により数を減らしていくことが可能です。

クラビットは、合成抗菌剤であるオフロキサシンの活性部分のみの構造を持ち、2倍の効力があるという事なので、それだけ高い抗菌力が備わった薬であり、以下のような細菌に対して効果を発揮してくれます。

  • ブドウ球菌
  • レンサ球菌
  • 肺炎球菌
  • 腸球菌

ただし、薬ですので副作用が伴います。
クラビットの服用により、下痢、軟便、胃・腹部の不快感、腹痛、頭痛、食欲不振などが引き起こされる恐れがあるので、これらの症状がひどい場合には、医師と相談の上で使用の中断を検討しなくてはなりません。

使用方法

1回100mgを2~3回
※眼科用剤として使用する場合は、1回1滴を3回点眼