子供への使用に関する注意点

最初から子供にミノマイシンを処方される事は極めて稀

ミノマイシンを使用する場合、子供に対しては、最初からテトラサイクリン系の抗生物質を処方するのは、極めて稀なケースだと言われています。

その理由は、ミノマイシンの副作用の一つである「歯が黄色くなる恐れ」が関係しています。

妊娠中~8歳位までの間の歯牙形成時期にミノマイシンを連続で使用すると、歯の着色が引き起こされる危険性があるというのが一般的になっています。歯の色がが灰色、茶色、暗赤色、暗黄色になったり、エナメル質の形成が不全になる恐れもあります。

その為、他に効く薬が無い場合を除き、有益性がリスクを上回らない限りは、最初からミノマイシンを処方される事は考えられないのが現状です。

これは、子供が生まれてからだけではなく、妊娠している可能性がある段階から注意しなくてはなりません。

ミノマイシンの成分である塩酸ミノサイクリンは、幅広い細菌に対して有効なだけでなく、骨や神経の中に入り込むことも可能という万能性を持ち合わせている事が仇となり、歯の中へと入り込んだ場合に、着色してしまう恐れがあるのです。

また、今現在ミノマイシンを使用していてこれから妊娠を考えている場合、数日程度で血中濃度が下がるとされていますので、受精等のタイムラグを考えても、そこまで心配する必要は無いと思います。

ただし個人差がありますので、シビアになる場合は、医師へ直接相談するのが一番の解決策だと思います。